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【一般的でない本歌とり】 *獺祭忌明治は遠くなりにけり (志賀 芥子)→先出 *降る雪や明治は遠くなりにけり (中村草田男)→後出 <日本大歳時記参照> 上記の句は季語が違うだけで他は全く同じ句である。これを「本歌取り」と言うそうだ。 前出の句がどちらか判らないが、前出、後出を云々するより、夫々が独自に詠んだ句が同じ表現だったと 見るのが妥当かと思われる。だから類似句ではあるが、擬似句ではないし、夫々独立した句として歳時記の 例句に掲載されたものと解釈できる。 【類似句と擬似句】 |
季語に入れたい素晴らしい情景 |
【水五訓】黒田如水(黒田官兵衛)と回文 |
この表現は何処と無く「回文の理念」に繋がるものがある。「水」を「回文」の *自ら活動して他を動かしむるは回文なり とりわけ「清濁併せて容るるの量あるは回文なり」は正に的を射ている。 ”なかきよのとおのねふりのみなめさめなみのりふねのおとのよきかな” この有名な回文(宝船)も ・ながきよのとおのねぶりのみなめざめなみのりふねのおとのよきかな 清濁併せ持つ名作である。元々回文の決まりは清濁混用でいいと暗黙の中で決め もう一つ厄介なのが、「音引き(―)」の扱いである。 清濁の混用を気にして作る回文で、このような回文を目にすることがある。 *くるまあかいまいかーまるく(車赤いマイカー丸く) これは「あかいマイカァ」と音引き「ー」を韻文重視で処理しているのだが、これは如何なものか。 ・わたしまいかーかいましたわ ・わたしまいかーどすぐにとるとにぐすとーかいましたわ せめてこんな感じで使って戴く方が宜しいかと思います。 【纏め】 ① 清濁分別 清濁混用 *さいけんかんけいさ* 「(正)再建関係さ(混)再現歓迎さ」「(正)財源歓迎座 (混)財源関係さ」 *かんしゃしたしゃしんか* 「(正)感謝した写真家 完写した写真家 (混)癌じゃ舌じゃ腎か 間者した邪心か ②音引き *峠のゲート ×とうげのげーと 〇とーげのげーと *道路はロード ×どうろはろーど 〇どーろはろーど *マイカーどうかいま ×マイカーどうか今 〇マイカーどーか今 *ねぇいももいいね ×ねー芋もいいね 〇ねー芋もいーね 韻律重視で変換するならば、「あぁ・いぃ。うぅ・えぇ・おぇ(カ行以下全て摘要)」は 「あー」「いー」「うー」「えー」「おー」で足りるし、伸ばす音は全て適用できます。 但し、どちらか一方だけに音引きを使う事は避けましょう。そうしないと次のようは不具合が 【例】・カーはあか ・あかいカー ・カァはあか 等はどれも正しくありません。 |
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