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かんたんたんか 感 嘆 短 歌

  恋路来し以後失恋日記

     ともにえしこともよろこびきよいこいよきひころよもとこしえにもと
  
共に得しことも喜び清い恋佳き日頃世もとこしえにもと

   
なかきよいこいのみしれはしにうたうにしはれしみのいこいよきかな
  
長き宵恋の身知れば詩に詠う虹晴れし身の憩いよきかな

   
きたいありたかいおしほにたきるはるきたにほしおいかたりあいたき
  
期待あり互いを思慕に滾る春北に星追い語り合いたき

  
 ひとりとうこいにみなくゆしおもかもおしゆくなみにいこうとりとひ
  
一人訪う恋にみな悔ゆ潮も香も圧しゆく波に憩う鳥飛び

    なかひたのたきみきにみしなかおきおかなしみにきみきたのたひかな
   中襞の瀧右に見し汝が沖を悲しみに君北の旅かな

   
やさしなかのそみしといたみなとはとなみたいとしみそのかなしさや
  
優し名が希みし問だ港波止涙愛しみその哀しさや

   
やるせなしこいしかわしたひわかこかわひたしわかしいこしなせるや
  遣る瀬無し恋路交した日は過去か侘びたし吾が志意固地なせるや


   
いまのよとなはしれうえたいこいまいこいたえうれしはなとよのまい
  今の世と名は知れ上田憩い舞い恋堪え嬉し華と夜の舞

   
かなしみにたうくるしみのたひのよのひたのみしるくうたにみしなか
  哀しみに耐う苦しみの旅の夜の飛騨のみ著く詩に見し名か

   
もみのきはのこりてみなるふなおかおなふるなみてりこのはきのみも
  樅の木は残りて実なる船岡を嬲るな満てり木葉木の実も

   
よいこきはあきうおおたきよきたきよきたおおうきあはきこいよ
  宵濃きは秋保大瀧よき瀧よ北を仰ぎ淡き恋よ

   
よたしかさにけこのあやしえきとえときえしやあのこけにさかしたよ
  
世確かさ逃げこの愛子駅訪えど消えしやあの娘げに探したよ

   
いまかしらかこたわとしれかわしらしわかれしとわたこからしかまい
  
今かしら過去だわと焦れかは知らじ別れし十和田木枯しが舞い

   
くいとみしなかきおおなみとひはてはひとみなおおきかなしみといく
  
悔いと見し永き大波飛び果は人みな大き悲しみと生く

   
もうこいにひたりしときをきとしましときをきとしりたひにいこうも
  
もう恋に浸りし時を喜としまじ季節を機と知り旅に憩うも

   
きしなかめつみおかすよのかわるなるわかのよすかおみつめかなしき
  
記事眺め罪犯す世の変るなる吾がの便を瞠め哀しき

 

すいぐうにめうるませなばいうとごとういばなせまるうめにうぐいす
*水宮に目潤ませなば言う吐語と初花迫る梅にうぐいす 


松島めぐり

  松島11首

       しにうとい たこくのおとこつれのせの れつごとおのく ごだいどうにし
     史に疎い 他国の 男連れの背の 列後遠のく 
五大堂西

      しおとなみ とびかぶとじまとううみう うとまじとぶか ひとみなとおし
     潮と波 飛び
兜島 訪う海鵜 疎まじ飛ぶか 人みな遠し

      かじなぶる ゆきもけかえし おじままま しおじえかげも きゆる ふなじか
     舵なぶる 雪も蹴返し 
雄島間々 潮路へ影も 消ゆる船路か

      しんかいすくほど まつしまえきのひの きえまじつまと ほぐずいがんじ
    ▼ 深海透くほど 
松島駅の灯の 消えまじ妻と 祝ぐ瑞巌寺

     
たましいよなんかいせんがんじまはれみちたか かたちみればましんがんせいかんなよいしまだ
   ▼ 魂よ 何回千貫島晴れ満ちたか 形見ればマシンガン 精悍な良い島だ

      さわのひびくいとしよろいじま かきがまし いろよしといく ひびのわざ
    ▼ 多の篊 杭とし
鎧島 牡蠣が増し 彩良しと行く 日々の技

     く い をまし うおにかなしきと なみだした みなときしなか におうじまをいく
    ▼ 句意を増し 魚に哀しきと 涙した 皆と来しなか 仁王島を航く

     むさくなうみ うとんだふたごじま たまたまじこだ ふだんと うみうなぐさむ
    ▼ 無策な海 鵜飛んだ 双子島 偶々事故だ 不断と 海鵜慰む

     ながきよく のびるはしぎが にしきじま しきしにかきし はるひのくよきかな
     長き翼 伸びる美し戯画 錦島 色紙に画きし春日の句佳きかな

     もどりては とびきよとびな みさごじま うまじ こさみな びとよき ひとはてりとも
     戻りては鳶来よ飛びなみさご島倦まじ濃さ皆美と佳き日と果てりとも

     にしみなも まじるな さがけい ことうのうと こいけ かさなる しまもなみじに
     似し水面 混じるな嵯峨渓 孤島の鵜と 濃い景重なる島も波路に


     
      
双 子 島       仁 王 島       千 貫 島
      
 雑詠21首
       ながれゆき まこもとあしに みずきよき すみにしあとも こまきゆれかな
    
 流れゆき 真菰に水清き 澄みにしあとも 細き揺れかな


      しらかばの もときしなかずみしはかは しみずかなしき とものはからし
    ▼ 
白樺の 下来し泣かず 見し墓は 清水哀しき 友の墓らし


     いなえきと こもろ こゆねか まごうたう こまがね ゆごろ もこときえない
     
伊那駅と小諸越ゆ嶺か 馬子唄う 駒ヶ根湯ごろ模糊と消えない


      
どきよに さけからくされ たしなむな しだれさくらがけさによきとも
   
  擬き世に 酒辛くされ 嗜むな 枝垂桜が 今朝に良きとも


      とおみなる しまにせかるは なみかせか みなはるかぜに まじるなみおと
    ▼ 遠海なる 
に堰かるは 波か瀬か みな春風に 混じる波音


      くゆはるは たまに みしなか こいのみの いごかなしみに またはるはゆく
     
 悔ゆは 偶に見し名か 恋の身の 以後哀しみに 又は逝く


      ひごろよし  なを えしことも  よきとみと きよもとこしえ おなじよろこび
     日頃善し 名を得しことも 
良き富と 毀誉もとこしえ 同じ喜び

      きじなかば  ではぞこすいで みしかげが  しみていずこぞ  はてはかなしき
     雉啼かば 
出羽ぞ湖水で 見し影が 染みていずこぞ 果ては哀しき

      なはのなる おかみなくさと もゆるはる ゆもとさくなみかおるなのはな
     菜は野なる 丘みな草と 萌ゆる春 
湯元作並 香る菜の花

      とおかすみしまにねむさくかわのへの わかくさむねにましみずがおと
     ▼ 
遠霞 島に合歓咲く 川の辺の 若草胸に 真清水が音

      しやはすみ  しまにはるけしいおりあり おいしげるはに ましみずはやし
    
 視野は澄み 島に遥けし あり 生い茂る葉に 真清水速し

      とりがなき つゆしみたうご つばきさき  はっこうだみしゆづきなかりと
    ▼ 鳥が鳴き 梅雨沁みた雨後 椿咲き 
八甲田見し 優月なかりと

      たぎるせが ひびおいらせの なみおとを みなのせらいをひびかせるきた
     滾る瀬が 日々
奥入瀬の 波音を みな乗せ雷を 響かせる北

     せきよぎる せみかわかみが たぎりなり きたかみがわがみせるきよきせ
     堰横切る 蝉川上が 滾り鳴り 
北上川が 魅せる清き瀬

      いくるこの みの ふたつぼし かわものも わがしぼつたふのみ のこるくい
   
 ▼ 生くるこの身の二つ欲し川も野も 吾が思慕伝ふのみ 残る悔い

      ではのそら そみきしかすむ しおもかも おしむすがしきみそらそのはて
    ▼ 
出羽の空 染み岸霞む 潮も香も 惜しむ清しき 深空その果

      おかやこす のぎく さくよき みずのべの  すみきよくさくきのすこやかを
    ▼ 
岡谷越す 野菊咲くよき 水の辺の 澄み清く咲く 輝の健やかを

      みのも けさでし ひだのたび くをよむよ  おくひだのたびしてさけものみ
    ▼ 美濃も今朝出し 
飛騨の旅 句を詠むよ 奥飛騨の旅して酒も呑み

      きろ しろいしに よりてきし ふまば まぶしきてりよ にじいろしろき
    ▼ 帰路
白石に 寄りて来し 踏まば眩しき 照りよ 虹色白き

      まいしきり ともに さけては なみも せも みなはて けさにもどりきしいま
    ▼ 舞いし霧 
に割けては 波も瀬も みな果て今朝に 戻り来し今

      しらくもよ とぶよもしばれ  いくかりか  くいれば しもよふとよもくらし
 
    ▼ 白雲よ 飛ぶ夜も凍ばれ 行くか 悔いれば霜夜 ふと世も暗し

     
                           よぶとかりがとぶよ 
           
呼ぶと雁が飛ぶ夜


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