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回  3・11大震災の記憶 文
かうふくこうますますまうこくふうか          
      交う復興 増々 舞う国風か   超長回文←クリック

  やるせないがいはおけただまちにもよるはいだいしんさいからじっかげつまつもふつこうすすまずかおくかいさいし
  
遣る瀬無い害は置け  街にも寄る灰 大震災から十か月待つも復興進まず 家屋解砕し
  
あきちとかすや こもしりさとへ こすいはんらんはいずこへとさりしもこやすかとちきあし いさい かく
  
空地と化すや 籠りし郷へ湖水氾濫は何処へと去りしも肥やすか土地季悪し 異菜欠く
  
おかず まずすう こっぷもつ  まつげかつしらが いさんしいた いはるよもにちまただけをはいかいなせるや
  
オカズ先ず吸うコップ持つ 睫毛且つ白髪 胃散強いた胃腫る四方に巷だけを徘徊なせるや
                   2011・11・24(木)追加 
                    だいさんじのしんさいだ
    回文 東日本
大震災の記録   大惨事の震災だ 20011・03・11被災   仮名書き1135文字
                     )                  

 
 相剋譜の震災だ奇異さ 天災なりや 死なば悲事 東日本大震災に因る再建閣才課代なせるや。民や名の
 対策尽き原子力発電で避難なし逃げるが難民、怪我しても散見して実に奇異さ。地鳴り伴い激しき揺
 れとも哀しき日、見馴れし元我が家廃屋となりしと誰が津波を予期し中逃ぐや憎しは地震に波、人も
 飲み込み逃ぐ期を逸し友の皆死し憎きと知りませ。返す波間 裂きし魔 大地震と引波は津波の兆しと
 知りて逃ぐ夜半 死者・行方不明とも今や超す一万人か。震災は弧が固き意思と再興の基点とも言えし
 対策も仮設建てしが焼け石に水か。震災大、激しき揺れ階下西日射す。駅も見し中の津波の相剋がまざ
 まざ迫り、3・11の生き道と死の類なき大地震か。中指の怪我と知り大山鳴動背ナに聞き走りし逃ぐや
 寒雨来て地鳴りなど波が騒がしき、地震史を知りなばと濃いあの波春晩夏 任じし神事曇る中、病めし夜
 貧しさ苦去れば輩苦去れた思惟中、定まるは磯を銀河の消ゆ鳥も悔なりて儚なの世求めぬ災害も襲い来て
 喪
皆潰いえしとなりし忌諱さ。私財は捨てよ田舎は夜でも観念し走りな。国家が確固なりしは信念が持
 てる世、儚い世です、這い座し再起、知りなと自衛、津波にも敵意ぞ。思い解さぬ目とも世の中は照り無
 い曇りと雪の寒氣襲い春未だ咲かない枝垂桜が下晴咲くさ。鎮まる夜しめやかなるも苦心し、自信に頑張
 るは皆の合言葉なりしを信じし。来し河・坂・港、形なして機運が厄に知りしは危機に何故疎い。免罪た
 りしと影の冷ゆかな感じし大きな幾多の死。尊き命一因去りませ様々覚悟嘘のみ夏の悲しみも消えず。
 寂し二階枯ゆきし気配大惨事が済みにし池や臥して脱せ、寡黙裂いた私影も飛んで機能濃い座とし生きたか。
 過去敗残し堪忍、街何処病も遠目増え悔ゆや 自信は厄に照りしと示唆,着のみ夏は見なき酷い惨事 悼まし
 き様 皆末が迫りしと聴くに視し波の下,失意を危惧に見込み野も飛び皆任じ,暫し苦に厄に悲しき世を皆
 疲れたと知りな。疾く追い早や川とも知れ波引きし中戻れ、雪布けば否戻り成し再起の何処迄真剣さ持て
 しか 県民泣かるげに至難な日 電鉄は苦より進撃突く最多の悩みだ。遣る瀬ない打開策、歓迎さる世に意
 讃じ居 田圃に死が悲、慈悲は無し 遣りな勇んで再起、大惨事の復興ぞ。

 【確認用・仮名書】・下から読む場合に混乱しないよう濁点は省いてあります】

  
そうこくふのしんさいたきいさてんさいなりやしなばひしひかしにほんたいしんさいによるさいけんかくさいかたい
  なせるや たみやなのたいさくつきけんしりょくはつてんてひなんなしにけるかなんみんけかしてもさんけんしまこと
  にきいさしなりともないはけしきゆれともかなしきひみなれしもとわかやはいおくとなりしとたれかつなみをよきしな
  かにくやにくしはししんになみひとものみこみにくきをいっしとものみなししにくきとしりませかえすなみまさきしま
  たいししんとひきなみはつなみのきさしとしりてにくやはんししやゆくえふめいともいまやこすいちまんにんかしんさ
  いはこかかたきいしとさいこうのきてんともいえしたいさくもかせつたいしがやけいしにみずかしんさいたいはけしき
  ゆれかいかにしひさすえきもみしなかのつなみのそうこくかまさまさせまりさんいちいちのいきとうとしのたくいなき
  おおししんかなかゆひのけかとしりたいさんめいとうせなにききはしりしにくやかんうきてしなりなとなみがさわかし
  きししんしをしりなはとこいあのなみはるはんかにんしししんしくもるなかやめしよるますしさくされはともからくさ
  れたしいなかさたまるはいそをきんかのきゆとりもはかなのよもとめぬさいかいもおそいきてもにみなつえしとなりし
  きいさしさいはすてよいなかはよるてもかんねんしはしりなこっかかかっこなりしはしんねんかもてるよはかないよて
  すはいさしさいきしりなとしえいつなみにもてきいそおもいかいさぬめともよのなかはてりないくもりとゆきのかんき
  おそいはるまたさかないしたれさくらかもとはれさくさしすまるよしめやかなるもくしんしししんにかんはるはみなの
  あいことばなりしをしんししきしかわさかみなとなりなしてきうんかやくにしりしはききになせうといめんさいたりし
  とかけのひゆかなかんししおおきないくたのしとうときいのちいちいんさりませさまさまかくこうそのみなつのかなし
  みもきえすさひしにかいかれゆきしけはいたいさんしかすみにしいけやかしてたつせかもくさいたしえいもとんてきの
  うこいさとしいきたかかこはいさんしかんにんまちいすこやまいもとおめふえくゆやししんはやくにてりしとしさきの
  みなつはみなきひどいさんしいたましきさまみなすえかせまりしときくにししなみのもとしついをきくにみこみのもと
  ひみなにんししはしくにやくにかなしきよをみなつかれたとしりなとくおいはやかわともしれなみひきしなかもとれゆ
  きしけはいなもとりなしさいきにとこまてしんけんさもてしかけんみんなかるけにしなんなひてんてつはくよりしんけ
  きつくさいたのなやみたやるせないたかいさくかんけいさるよにいさんしいたんほにしかひしひはなしやりないさんて
  さいきたいさんしのふくこうそ

  

      ◎
長いだけでは自慢にならない。全文を通じてどれだけ完成度が高いかによって「いい回文」と言えよう。
                                                       

    ―2011・03・11 天地神明の怒りか?驚天動地の大震災が太平洋沿岸を襲いし恐怖を回文でここに記す―

長回文の作り方(上記の「大惨事の震災だ」を基に説明します)
      最初に20〜30文字(長短に拘らなくてもよいが・・・)位の回文を色々作り、それを繋げていく。
               その際可能な限り関連性のある言葉を模索しながら作る事を心がけましょう。

(順番は短文が出来てから決め、@−A−B−CーD−E−F FーEーDーCーBーAー@の順に書き
                                                 繋ぎの文字を足して完成です)

 
@そうこくふのしんさいたきいさてんさいなりやしなはひしひかしにほんたいしんさい  (相剋譜の震災だ。奇異さ、天災なりや。死なば悲事、東日本大震災)
 
@いさんしいたんほにしかひしひはなしやりないさんてさいきたいさんしのふくこうそ (意参じ居田圃に死が悲、慈悲は無し遣りな勇んで再起、大惨事の復興ぞ

 
Eかえすなみまさきしまたいしんさいとひきなみはつなみのきさしとしりてにくやはん(返す波間裂きし魔、大震災と引き波は津波の兆しと知りて逃ぐ夜半
 
Eんはやくにてりしとしさきのみなつはみなきひといさんしいたましきさまみなすえか は厄に照りしと示唆、着のみ夏は身なき酷い惨事、悼ましき様皆末が)

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よるさいけんかくさいかたいなせるやたみやなのたいさくつきけんしりよくはつてんて  (依る再建閣才課題なせるや。民や名の対策尽き原子力発電で
 
A
てんてつはくよりしんけきつくさいたのなやみたやるせいたかいさくかんけいさるよ (電鉄は苦より深激突く最多の悩みだ。遣る瀬無い打開策歓迎さる世

 Bひなんなしにけるかなんみんけかしてもさんけんしてまことにきいさしなりともない  (避難なし逃げるが難民怪我しても散見して実に奇異さ地鳴り伴い
 
Bいなもとりなしさいきにとこまてしんけんさもてしかけんみんなかるけにしなんなひ  (否戻り成し再起に何処まで真剣さ持てしか県民泣かるげに至難な日

 
Fししやゆくえふめーともいまやこすいちまんにんか みなつなみ        (死者行方不明とも今や超す一万人か)
 
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はけしきゆれともかなしきひみなれしもとわかやはいおくとなりしとたれかつなみ (激しき揺れとも悲しき日、見馴れし元我が家廃屋となりしと誰が津波)
 Cみなつかれたとしりなとくおいはやかわともしれなみひきしなかもとれゆきしけは (皆疲れたと知りな疾く追いや川とれ波引きし中戻れ雪布けば

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 Dにくしはししんになみひとものみこみにくきをいつしとものみなししにくきとしりませ  (憎しは地震に波人も呑み込み逃ぐ機を逸し友のみな死し、憎きと知りませ)
 
Dせまりしときくにししなみのもとしついをきくにみこみのもとひみなにんししはしくに  (迫りしと聴くに視し波の下、失意を危惧に見込み野も跳び皆認じ暫し苦に)
                                
↑やくにかなしきよを                                   
  

  相剋譜の震災だ。奇異さ、天災なりや。死なば悲事、東日本大震災依る再建閣才課題なせるや。民や名の対策尽き原子力発電で
  
避難なし逃げるが難民怪我しても散見して実に奇異さ地鳴り伴ない激しき揺れとも悲しき日、見馴れし元我が家廃屋となりしと誰
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を予期し中逃ぐや憎しは地震に波人も呑み込み逃ぐ機を逸し友のみな死し、憎きと知りませ返す波間裂きし魔、大震災と
  引波は津波の兆しと知りて逃ぐ夜半
死者行方不明とも今や超す一万人か 皆 津波勘忍、街何処病も遠目増え悔ゆや。地震は厄
  に照りしと示唆
着のみ夏は身なき酷い惨事、悼ましき様皆末が迫りしと聴くに視し波の下、失意を危惧に見込み野も跳び皆認じ
  し苦に
厄に悲しき夜を皆疲れたと知りな。疾く負い早や川とも知れ波引きし中戻れ。雪布けば否戻り為し再起に何処まで真剣さ持
  てしか。県民泣かるげに至難な日、電鉄は苦より進撃突く最多の悩みだ。遣る瀬無い打開策歓迎さる世に意参じ居、田圃に死が悲。
  慈悲は無し、
遣りな勇んで再起、大惨事の復興ぞ。    
                                   
(註)赤文字は文のつながりを良くする為後で足した文字です。
 
 

<短歌式>

     
 しんさいださだめつのひゆふるゆきと きゆるふゆびのつめたさだいさんじ
   
 
震災だ定めつ野冷ゆ降る雪と消ゆる冬日の冷たさ大惨事

   
  つなみのきしなむともこころのみいのりなしじなりのいみのごごもとむなしきのみなつ
   ★ 
津波の来し南無とも個々のみ祈り成し地鳴りの忌の御語もと虚しきのみ夏
     

        せまりしときぐにしなみのもとなれなとものみなしにくきとしりませ
  
  迫りしと危惧にし波の喪となれな友のみな死に九鬼と知りませ

     
 じしんとなみひとものみこみにぐときとくにみこみのもとびみなとんしし
   ★ 
地震と波人も呑み込み逃ぐ時と 駈に見込み野も跳び皆頓死し


   
    かなしきひすみなれしもとわがやとやかわともしれなみずひきしなか
 
     悲しき日住み馴れしもと我が家とや川とも知れな水引きし中

     <俳句式>

       
   ゆくりなくじしんかんじしくなりくゆ
       
 ゆくりなく地震感じし苦なり悔ゆ (注)ゆくりなく突然に 

         
かなしきひみなついつなみひきしなか
       
 悲しき日みな潰い津波引きし中

         
しんさいだよみなつなみよだいさんじ
       
 震災だ黄泉な津波よ大惨事

         
よるなぜかよしんなひなんじょかぜなるよ
       
 夜なぜか余震な避難所風なるよ

  
      かたいなかひなんみんみんなひにないたか
       
 片田舎避難民みんな悲か泣いたか

         そうこくふじんしをしんじふくこうぞ
       
 相剋譜人事を信じ復興ぞ

      

 
<詩歌式1>ひがしにほんだいしんさいさんしいたんぼにしがひ    
  
東日本大震災惨強い田圃に死が悲

         しんさいだいはげしきゆれかいかにしびさすえきもみしなかの
      
震災大激しき揺れ階下西日射す 駅も見し中の 
     
   つなみのそうこくがまざまざせまりさんいちいちのいきどうと
     
    津波の相剋がまざまざ迫り3・11の生き道と
       
しのたぐいなきおおじしんかんじしおおきないくたのしとうときいのち
      
 
 死の類なき大地震感じし大きな幾多の死 尊き命
   
     いちいんさりませさまざまかくごうそのみなつのかなしみもきえず
      
 
 一因去りませさまざま覚悟嘘のみ夏の悲しみも消えず 
   
      さびしにかいかれゆきしけはいだいさんじ
  
       
錆びし二階枯れゆきし気配大惨事 

  <詩歌式2>  そうこくふのふくこうぞ
     相 剋 譜 の 復 興 ぞ

         そうこくふてんさいなりやもとめぬさいがいもおそいきて
         相剋譜天災なりや 求めぬ災害も襲いきて
           
もにみなついえしと なりしきいさ
          藻にみな潰えしとなりし奇異さ 
       
 しざいはすてよいなかはよるよはかないよです
          私財は捨てよ田舎は夜よ儚い世です
        
 
              
はいざしさいきしりなとじえいつなみにもてきいぞ
         這い座し再起
 知りなと自衛津波にも敵意ぞ
         
おもいかいさぬめともやりないさんでふくこうぞ
         思い解さぬ目とも 遣りな勇んで復興ぞ

///

 
           そうこくふてんさいなりやりないさんでふくこうぞ
     <作文形式>   相剋譜 天災なり 遣りな勇んで 復興ぞ

    
そうこくふてんさいなりしかしでもさんけんしてまことにきいさじなりともないはけしきゆれとも
    
相剋譜 天災なりし河岸でも散見して実に奇異さ 地鳴り伴い激しき揺れとも
   だいしんさいとひきなみはつなみのきざしとしりてにぐやはんししゃゆくえふめーともいまやこすいちまんにん

    
大震災と引き波は津波の兆しと知りて逃ぐ夜半 死者行方不明とも今や超す一万人
    
まちいずこやまいもとーめふえくゆやじしんはやくにてりしとしさきのみなつはみなきひどいさんじ
    
街何処 病も遠目増え悔ゆや 地震は厄に照りしと示唆着のみ夏は見なき酷い惨事
   
いだもとれゆきしけはいなもとりなしさいきにどこまでしんけんさもてしかしりな いさんでふくこうぞ
    
韋駄戻れ雪布けば否も取り成し再起に何処まで真剣さ持てしか 知りな勇んで復興ぞ
・・・・・